2026.11.07

活動報告

9月議会・決算特別委員会―市政の「信頼」を問う

小田原市議会議場

9月議会では、「信頼される市役所」「教育」「防災」をテーマに一般質問を行いました。

市役所の仕事は、市民の皆さまの信頼の上に成り立っています。事務上のミスや職員から上がった声を、その場限りで終わらせるのではなく、組織全体の改善につなげていくことが重要です。

現場の声を、仕組みの改善へつなげる

教育については、不登校の子どもたちに多様な学びや進路の選択肢を用意すること、また生成AIが身近になる中で、答えをそのまま受け取るのではなく、自分で確かめ、自分の言葉で表現する力を育てることの大切さを取り上げました。

防災については、避難所に来た方だけでなく、自宅や車の中で避難する方にも、必要な支援が届く仕組みづくりを提案しました。

議会で取り上げるテーマは違っても、私が大切にしているのは、現場の疑問や声をそのままにしないことです。

決算特別委員会で重く受け止めたこと

小田原市議会 決算特別委員会の会議案内

今回、特に重く受け止めたのが決算です。

埋蔵文化財発掘調査に関する業務では、複数年度にわたり不適切な会計処理が続き、令和7年度だけでも約1,400万円の未払い金が生じ、それを翌年度の委託料で処理していました。

さらに、223件、約2億5千万円の支払い遅延もありました。

私は、こうした状況を踏まえ、「この決算を認定することはできない」と判断しました。

決算特別委員会に続き、本会議でも令和7年度一般会計決算は全会一致で「不認定」となりました。

「不認定」で終わらせない

決算が不認定となっても、市民サービスが止まるわけではありません。また、すでに支出された経費が無効になるわけでもありません。

大切なのは、「不認定」という結果だけを見ることではなく、なぜこうしたことが起きたのか、なぜ組織として防ぐことができなかったのかを検証し、再発防止につなげることです。

誰か一人を責めて終わるのではなく、仕組みを直し、同じことを繰り返さない体制をつくる。そのために議会がチェック機能を果たすことが重要だと考えています。

信頼を築くには時間がかかる

私が教員時代から大切にしてきたのは、「信頼」です。

信頼を築くには時間がかかりますが、失うのは一瞬です。

議員の役割は、行政の問題点を指摘するだけではありません。市民の立場で確認し、よりよい仕組みに変えていくことだと考えています。

これからも市民の皆さまの声を聴き、現場を見て、言うべきことは言う。そして、小田原をもっとよくするために、一つひとつ形にしていきます。

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