2026.07.31

活動報告

新人議員としての一年を振り返って

新人議員としての一年を振り返って

「新人ですが63歳です。よろしくお願いします」

初めての議会で自己紹介をしたとき、議場が一瞬、凍りついたような雰囲気になったことを、今でもよく覚えています。

どのような世界でも、初めのうちは右往左往するものです。良かれと思って取った言動が、実は適切ではなかったということもあります。

新年度が始まり、新入生や新入社員の皆さんも、学校や職場の雰囲気に、ようやく慣れてきた頃ではないでしょうか。

議会もまた、社会の縮図の一つです。

男性だけ、女性だけ、年長者だけといった、限られた立場の人で構成された集団には、どうしても考え方の偏りが生じます。さまざまな立場や経験、考えを持つ人が議員に立候補することが大切です。

私自身も、これまでの小田原市議会にはあまり見られなかった経歴を持つ立候補者の一人だったと思います。

私は長年、学校現場で子どもたちの教育に携わってきました。その間には、8年間の教育行政の経験もあります。学校では、生徒だけでなく教職員の評価にも関わってきました。

そこで、新人議員として一年目を終えた自分自身を、10点満点で評価してみました。

まず、「立候補時に掲げた公約を、どれくらい達成できたか」という点については、3点から4点。赤点に近い評価です。

まだ実現できていないことが多く、決して満足できる結果ではありません。

一方で、「小田原市民のためになる活動ができているか」「小田原をより良くするための質問ができているか」という観点では、自分に及第点を出してもよいのではないかと考えています。

私は、議論の論点を曖昧にしたり、別の問題にすり替えたりすることなく、市民生活や市政の課題に正面から向き合うことを心がけてきました。

議会や議員の役割は、市から提示された議案や、これから実施しようとしている施策について検証し、より良い方策を導き出すことにあると考えています。

市長や執行部の職員を責めたり、貶めたりすることが目的ではありません。

異なる立場や意見を尊重しながら、市民にとってより良い結論を導き出す。そのために議論を重ね、提案をしていくことが、議員の果たすべき役割です。

新人議員として、まだ学ぶべきことも、取り組むべき課題も多くあります。

公約の実現に向けて一歩ずつ進みながら、これからも小田原市民の皆さまの暮らしに役立つ議会活動を続けてまいります。

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