小田原をもっとよくするために(神静民報3月)
『元校長の挑戦 小田原をもっとよくするために…』として、令和5年4月の小田原市議会議員選挙の初当選から約10か月が経とうとしています。議員になったからこそできる一般質問では、様々な質問をすることで、公約を果たす努力をしてきました。
その質問の大項目だけを提示すると、6月議会では、「小田原の魅力について」、「小田原の教育の充実」。9月議会では、「市役所職員の働き方改革の現状」、「小田原の教育の充実」。そして、12月議会では、「移住促進施策」、「環境・エネルギー政策」、「狭あい道路における緊急車両の対応」、「小田原の教育の充実」として質問をしてきました。『元校長の挑戦…』なので、すべての一般質問において「小田原の教育の充実」という大項目を掲げ、今後も大項目の一つとして必ず設定していきます。
「教育は国家百年の大計」と今はあまり聞かれなくなりましたが、「小中学校の充実した教育こそ、国の将来をよくしていく礎になる」と私は思っています。コロナ禍の悪い影響のひとつに、人の行動に寛容でない人が増えてきた気がします。たとえば、伝統文化の継承のための太鼓やお囃子の練習をしていると、近隣から「音がうるさい」という苦情が入るようになった、というのもそのひとつです。伝統文化の継承は、少子化が進む中で、どの地区も大きな課題です。若い人、特に小中学生たちに自分の住む小田原の良さや課題、その解決を自ら考えられる力をつける。だからこそ、小田原の教育の充実が、未来の小田原が今より「住みよい街」になり、そして全国から多くの人たちが小田原に移住してくる街になるよう、「教育の充実」とともに、多角的に小田原の良さを発信していきます。