6月議会において(株式会社タウンニュース7月)

 私にとって4回目となる6月議会一般質問。毎回必ず質問する『教育の充実』については、【1】給食費の無償化、【2】「社会力の育成」に向けた教育委員会の支援、【3】小中学校におけるSDGs、【4】「新しい学校づくり」の4つを執行部に問いました。特に【1】給食費については、単に経済的支援だけの無償化ではなく、「質を落とさない給食」と「夢ある給食」を要望しました。他の項目も栁下正祐教育長や飯田義一教育部長から真摯な回答がありました。教育課題はいろいろあり、少しでも改善を目指します。

 もう一つは『共同親権』についてです。離婚後も父母双方が親権を持つ「共同親権」の導入を柱とした改正民法が、5月17日の国会で成立したことを受け、小田原市として今後どうするのか?です。国では、制度運用に向けて、具体的な体制整備の検討中であり、市としても寄り添った支援をするとのことでした。私からは「どの窓口に行けば相談できるのか?を明確にしてほしい」と要望しました。

 今回も多くの議員による一般質問を聞き、私は残念に感じたことがありました。加藤憲一市長になり、新たな方向性が示されようとしているのは、私は理解できますが、前市長のやってきたことを「悪」としてミスリードしたいかのような質問や発言、一人の議員だけの考えが、まるで多数市民の意見であるかのように聞こえる質問に、私は違和感を抱きました。私は皆さんから「木を見て森を見ず」と言われないように、市民にとってプラスになる質問、特に学校がもっとよくなるための方策を「元校長の挑戦」として今後も考えていきます。

くわはた 寿一朗(桒畑 寿一朗) 

1960年2月15日生まれ 64歳  

当選1回

所属会派「誠新」

厚生文教常任委員会委員、議会広報広聴常任委員会委員

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